プラ加工 樹脂値上げで事業環境悪化
プラスチック原材料の価格上昇が、樹脂加工メーカーの事業環境を一段と悪化させそうだ。とくに食品包装関連製品や工業用樹脂部品など、川下業界への価格転嫁が難しい分野については、中間の樹脂加工メーカーがコストアップを抱え込む可能性が高く、輸入原料の採用拡大といった対応策を迫られることになりそうだ。
ナフサ価格は、原油国際市況の上昇や円安の進行を背景に、今年4ー6月にはリーマンショック後の最高値を更新し、国産ベースで1キロリットル当たり6万円を突破すると予想されている。これを受け、ポリオレフィン、ポリスチレンをはじめとする原材料メーカーは3月上旬以降、相次いで3国内価格の引き上げをアナウンスしている。