ヤマサ醤油 グアニル酸2量体を量産化
ヤマサ醤油は、医薬品原料への用途が見込まれる3',5'―サイクリックジグアニル酸(cdiーGMP)の量産化技術確立に成功した。食品添加物に使われる安価な核酸成分など原料に、酵素触媒による一連の反応系を開発し、連続的な供給を実現した。ベンチスケールでの生産では、高い反応効率で合成できることを実証、現在、1ミリグラム以下でも数万円する高価なcdiーGMPの製造コストを大幅に低減化させることが可能になる。実用的な生産方法はこれまで事例がなく、同社ではcdiーGMPの詳細な機能を追求するため研究機関との連携や事業化に向け製薬企業とのパートナリングなど検討していく。