旭化成 ヘルスケア重視、鮮明に
旭化成が米医療機器大手、ゾール・メディカルの買収を決めたことで、ヘルスケア事業重視の経営姿勢が一段と鮮明になった。中期経営計画(2011ー15年度)で設定しているM&Aなどの特別投資枠4500億円の約4割をゾール買収に投じる。旭化成の藤原健嗣社長(写真)は12日の会見で、次の買収ターゲットについて「周辺を視野に入れている」とヘルスケア領域の可能性を示唆した。医薬事業では1製品で年間売上高1000億円超を見込めるブロックバスター候補があり、この世界展開にテコ入れするための買収も視野に入れている模様だ。