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2012年02月17日 前へ 前へ次へ 次へ

スチレン系樹脂 アジアで再び減産

【シンガポール=渡邉康広】スチレン系樹脂の減産が再び本格化しそうだ。欧米で玩具の安全性に対する規制が昨年強化されたことで、中国の玩具メーカーが相次ぎ倒産し集約されたが、春節が明けた現在も最終ユーザーである玩具メーカーからの引き合いは鈍いまま。一方で、原料であるブタジエンやスチレンモノマー(SM)の価格が上昇し、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)やポリスチレン(PS)といったスチレン系樹脂を生産するアジアのメーカーではスプレッドが大幅に悪化。「需要鈍化との2重苦で採算が合わない」(市場関係者)状況という。このため主要メーカーである台湾、韓国のメーカーでは再び減産を検討し始めている。


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