中国のPTA 大増設で競争激化へ
【上海=白石孝祐】中国の高純度テレフタル酸(PTA)が、再び大幅な能力拡大期を迎えている。今年から2013年にかけ、年産1000万トン程度の上積みとなるもよう。今年はBP珠海(広東省)の2期増強が第1四半期の完成を予定しており20万トン増強されるほか、海南逸盛(海南省)・年産200万トン、嘉興石化(浙江省)・同80万トン、恒力(遼寧省)・同200万トンなどが相次いで立ち上げを予定している。このほか翔鷺(福建省)・同150万トンや嘉興石化2期・同120万トンなどが13年にかけて稼働開始を計画している。ただ、アジアのパラキシレン(PX)は13年まで能力増強がないことから、これらのプロジェクトでは原料の安定調達が最大のポイントとなりそう。