ジナリス TPAからPCA、GAを製造
バイオベンチャー企業のジナリス(本社・横浜市鶴見区、西達也社長)は、合成生物学、遺伝子組み換え法など組み合わせ、大腸菌の反応系を用いたバイオプロセスで、テレフタル酸(TPA)からフェノール系化合物のプロトカテク酸(PCA)や没食子酸(GA)を効率よく製造する方法の開発に成功した。1連の反応を連続的に触媒する高活性な改変酵素が産生されるシステムを菌体内に構築し、発酵槽内で負荷なく安価にほぼ100%変換処理できる。PET樹脂製品の廃プラスチックを対象に、リサイクル実証実験を専門処理業者と、また工業化を目指して化学メーカーとの提携の検討も進めている。1年内には実用化を図りたい考えだ。