アジア石化市況 一部に底打ち感
アジアの石油化学製品市況に一部で下げ止まり感が出てきた。域内エチレンセンターの減産効果が奏功し、複数の製品が反発に転じている。とくに下落が著しかったブタジエンは急反発、1カ月前の1トン当たり1500ドル台から足元で同2200ドル台に回復している。芳香族、アクリロニトリル(AN)、スチレンモノマー(SM)、塩化ビニル樹脂(PVC)なども上昇気配となってきた。ただ、ポリオレフィンはいぜん軟調に推移するなど全面高までにはいたっておらず、実需も総じて弱いまま。市況がこのまま上昇局面に向かうかどうかは予断を許さない。