東ソー・ファインケム 有機中間体の自社品拡大
東ソー・ファインケムは、有機中間体の自社製品開発を加速する。その一環として、ポリオレフィン重合の助触媒として製造販売してきた各種ボレートを電子材料分野に展開する。レジストなどに利用される酸発生剤の原料としてこのほど製品化し、サンプル出荷を開始した。また、東京大学が開発した新規アニオン重合触媒に関する特許のライセンスを取得し、製造販売を開始した。水中でのアニオン重合を可能にするなど高分子重合の新たな可能性が期待できるもので、実用化に向けて試薬としての販売に乗り出した。同社の有機中間体事業は売上高の9割を受託製造が占めており、今後、安定した事業基盤を構築するため自社製品の拡大を図る。