エチレンセンター11社 3年振りに経常黒字、10年度石化部門
経済産業省は17日、2010年度の国内エチレンセンター11社の石油化学部門収益状況を発表した。それによると、単独ベースで3年振りに経常損益が黒字に転換、売上高も3年振りの前年度比増となった。アジアの需要拡大に支えられて販売数量が伸びるとともに、各社のコスト削減も寄与した。
売上高は原料高騰にともなう製品価格転嫁により、前年度比13・0%増の3兆9220億円となった。リーマン・ショックにより原油価格が低迷し石化製品価格も下落したために08年、09年と大きく売上高を落としたが、10年は世界景気の回復基調により原油・ナフサ価格が上昇、アジア需要も回復して販売単価・数量とも上昇した。