三井化学 タイで安定収益構造狙いPTA体質強化
【バンコク=清川聡】三井化学は、タイにおける高純度テレフタル酸(PTA)事業の体質強化を推進する。2013年までに約20億円を投じ、一部の設備をエネルギー効率に優れた新設備に入れ替えるとともに、原単価圧縮などによって年間で約数億円のコストを削減。また、輸出戦略を見直し、将来的な競争激化やアンチダンピング課税への対応が求められる中国向けの依存度を下げ、パキスタンや中東向けを強化する。原料パラキシレン(PX)の需給ひっ迫でスプレッド悪化が懸念されるなか、外部要因に左右されにくい事業基盤を構築する。