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2011年08月16日 前へ 前へ次へ 次へ

東工大 ゲノムの損傷防止 細胞内のシステム発見 がん制御へ新知見

 東京工業大学フロンティア研究機構の大隅良典特任教授、鈴木邦律特任助教の研究グループは、ゲノムを損傷から守る細胞内の仕組みを発見した。たん白質分解を担うオートファジーと呼ばれるシステムが、ゲノム損傷に関与する動く遺伝子(トランスポゾン)を効率よく分解し、細胞の正常機能維持に働いていた。同システムの効きが悪くなると、トランスポゾンによるゲノム損傷は激しくなることがわかった。損傷はがん発症とかかわるため、今回の成果により、がん制御に向けた新たな戦略づくりを提示することになりそうだ。


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