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2011年08月01日 前へ 前へ次へ 次へ

節電の夏のビール

 「とりあえずビール」で始まるのが日本の酒席の定番。同僚や友人と連れ立って入る居酒屋でも、取引先を接待したりされたりする高級店でも、それだけは同じだ。キンキンに冷やして飲むことと合わせ、外国人には日本的な流儀と理解されている▼世界で一番ビール好きな国はチェコ。大びん換算で一年間に一人あたり225本飲む(キリンホールディングス調べ)。アイルランド、ドイツ、オーストリアが170~180本で続く。日本は74本でチェコの3分の1▼先ごろ、ロシアのアルコール規制法の改正が成立した。これまではアルコール度数12%以上を酒として扱い、販売や飲酒の規制を定めていたが、これを0・5%に引き下げた。公園など屋外や公共施設ではビールを飲めなくなるという▼ロシアは世界一のアルコール大国。その摂取量は国民一人あたり一年間でウオッカ50本相当にも達するとか。アルコール依存症患者も多く、法改正は節酒政策として打ち出された。それにしても、ビールが清涼飲料扱いだったとは何と豪快なことか▼さて、ビールが旨い季節だ。1年中飲んでいても、汗をぬぐいながら生ビールのジョッキを飲み干す快感は夏場ならではの醍醐味。節電モードでお店のエアコンが控え目な分、つい飲み過ぎることのなきよう心掛けたい。


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