タイTPC 越でVCM生産 SCG石化計画の一環
【バンコク=渡邉康広】サイアムセメントグループ(SCG)のタイ・プラスチック&ケミカル(TPC)は、ベトナムで塩化ビニルモノマー(VCM)の生産に乗り出す。SCGがかねて検討しているベトナム南部での石化コンプレックス計画が進展しないなか、SCGはベトナムですでに塩化ビニル樹脂(PVC)を生産しているTPCに計画の一部を移管し、VCMの企業化を急ぐ方針だ。生産能力は年40万トンで、早ければ2012年末の完成が見込まれる。同石化コンプレックスは、電解設備をはじめナフサクラッカーを軸とする誘導品で構成される計画だが、インフラ整備で政府との見解が一致していないことなどを背景に当初予定より大幅にずれ込んでいる。