島貿易 米社と提携 環境対応の難燃剤で市場開拓
島貿易(東京都中央区、島公志社長)は、環境対応のリン系難燃剤(FRX樹脂)について、市場開拓に乗り出した。米国ベンチャービジネスが開発した反応性の高耐熱フォスフォネート樹脂で、分子鎖にリン酸エステルを結合を導入したオリゴマーやポリマーを樹脂に配合して難燃性を付与する。約400度Cの耐熱安定性を確保したほか、ポリカーボネート(PC)に似た分子構造で多様な樹脂との相溶性が高く、透明性を有する。今回、ノンハロゲン対応など新規需要が見込めると判断、米社と業務提携して市場参入した。「電子材料向けなど、エポキシ系分野を主体に応用開発していく」(朝田康弘専務)とし、戦略商材として事業化を急ぐ。