日本曹達、農薬原体を中国社に生産委託
日本曹達は、中国のファインケミカル受託製造会社、力菱ファインケミカル有限会社(中国名・常熟力菱精細化工有限公司、江蘇省常熟市、遠藤誠董事長)に出資し、今年末から農薬原体の委託生産を開始する。海外での原体生産により製造原価を低減し、農薬化学品事業の国際競争力を強化する。日本曹達は、殺菌剤「トップジンM」や殺虫剤「モスピラン」といった農薬製品を欧米、アジア、南米などに輸出している。年々、現地のジェネリック品などとの競争が激化しているのに加えて円高も重なり、国際競争力の強化に迫られていた。力菱ファインケミカルは、現地の化学メーカーである上海群力化工有限公司、三菱商事、純正化学の出資により2004年10月に設立。09年12月期の売上高は約17億円。