環境省、閉鎖性3海域で水質総量削減規制を強化
閉鎖性水域の水質改善を目的とする第7次水質総量削減規制で、環境省は東京湾、伊勢湾、大阪湾の3海域における事業場からの排水規制を強化する。化学工業関連では有機ゴム薬品製造工程や尿素製造工程、青酸誘導品含有排水を排出する工程などで、排水許容濃度基準値が大幅に引き下げられる。今年度中に水質汚濁防止法の省令改正を行う。水質総量削減は、排水基準(濃度基準)だけでは環境基準の確保が困難な広域閉鎖性海域(東京湾、大阪湾、伊勢湾、瀬戸内海)を対象にCOD(化学的酸素要求量)、窒素含有量、リン含有量を指標として事業場排水や生活排水を総量で規制するもの。1日当たりの平均排水量50立方メートル以上の特定事業者が対象。