新潟原動機、船舶NOx2次規制対応エンジン初出荷
IHIは27日、子会社の新潟原動機(NPS、東京都中央区)が2011年1月からの窒素酸化物(NOX)2次規制(国際海事機関)に対応した船舶用中速エンジン2台を初出荷したと発表した。同規制は新造船に対して00年の1次規制比で15~22%削減を求めるもので、NPSでは「28AHXエンジンシリーズ」として世界に先行して開発した。28AHXは、燃料噴射システムならびに過給機システムを新設計したエンジンで、シリンダー内径は280ミリメートル(行程は390ミリメートル)。6気筒から9気筒、出力は2070キロワットから3330キロワットまでをシリーズ化した。ミラーサイクルの採用でシリンダー圧縮温度を低げて従来エンジンに比べてNOXを30%低減させた。また、膨張比率を上げることで同2%の燃費向上を達成している。NPSでは今後、同シリーズを戦略機種として展開。年100台の受注を目指す考え。