住友化学、農薬事業の海外展開を加速
住友化学は、農薬事業の海外展開を加速する。資本業務提携関係にある豪ニューファームとこのほど、農薬の製造委託で合意。インドのムンバイに本社を置く農薬製造・販売のニューケミインダストリー(NCI)の全株式を取得し、製品ラインアップを拡大する。同社は農薬事業が含まれる農業化学品部門の売上高を、2009年度の2100億円から12年度に2700億円に高める目標を掲げている。海外展開の強化もその一環として進める。ニューファームとの合意は、住友化学が豪州市場で販売している主要6製品の製剤や包装などの最終製品化を委託する内容。委託する製品は綿・果樹用殺虫剤「アドミラル」(製品名)、綿用殺虫剤「シールド」(同)、綿・園芸用殺虫剤「スミアルファフレックス」(同)など。住友化学は各農薬の有効成分をニューファームに提供。ニューファームはクイナナ(西オーストラリア州)、リットン(クイーンズランド州)など自社設備で最終製品化する。