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2011年03月30日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本大震災 EO・EG国内生産が7割減

 酸化エチレン(EO)・エチレングリコール(EG)の需給がひっ迫している。東日本大震災により三菱化学、丸善石油化学千葉工場のEO・EGプラントが停止しており、日本触媒も低稼働を余儀なくされている。これらトラブルのため、国内生産能力合計約90万トンに対し、3割程度の設備しか稼働していない。三井化学大阪工場も6月には定修を予定しており、東日本の生産設備の早期の復旧が求められている。この状況が長引けば、PETボトル、液体洗剤など最終製品の供給不安につながってくる。
 EO・EG国内4社のうち、三菱化学鹿島事業所、丸善石化千葉工場が被災により生産停止している。日本触媒も川崎製造所がJX日鉱日石エネルギーのエチレンクラッカーが停止しているため、フルでは稼働できていない。また、丸善石化の四日市工場は22日から1カ月の予定で定修に入っている。三井化学大阪工場はフル稼働。この結果、国内の供給能力90万トンに対し、稼働しているのは30万トン弱と見られる。
 ここ数年、各社はEOシフトを強めていることもあって、EGはタイト基調が継続していた。また、被災地向けにPETボトル需要が急増しているさなかでもある。EOは液体洗剤原料となる界面活性剤やウレタン原料需要などが堅調。
 需要家にも被災した企業はあるため、需給バランスの変化は正確には判断しにくいが、7割もの供給減は市場に混乱を引き起こすのは避けられない。ユーザーは西日本に生産シフト、あるいは定修の前倒しなどの対策をとると予想されるが、それでも十分に対応できるとはいいにくい。
 最終製品の需要そのものは決して減少しておらず、あるいは震災に関連した需要増が予想されるだけに、東日本の各プラントの停止がどの程度長引くのかがポイントとなる。三井化学も6月22日から1カ月の定修を予定しており、定修前の在庫積み増しも必要になる。流通在庫や最終製品在庫の量によっては、緊急輸入などの対応も必要になる可能性がある。


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