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2011年03月30日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本大震災 OTCメーカー各社 被災・停電で生産に打撃 ドリンク剤など品薄も

 東日本大震災にともない一般用医薬品(OTC)メーカーの風邪薬やドリンク剤などの生産体制に影響が出ている。被災や計画停電の影響で、シフトを変更するなど製造体制の見直しに追われている。とくに被災域で製造していたエスエス製薬などは一部製品が供給ストップ状態で、操業再開のめどもたっていない。今夏も計画停電が必至とみられるなかで需要期を迎える滋養強壮ドリンク剤などは、難しい供給対応を迫られそうだ。
 大正製薬は、総合感冒薬「パブロン」などを製造する大宮工場(埼玉県)と滋養強壮ドリンク剤「リポビタンD」を主に生産する羽生工場(同)が計画停電の対象。今後両工場では停電をにらんだ製造シフトに変え、ドリンク剤を中心に安定供給する。エーザイも主力のビタミン剤「チョコラ」などを製造する埼玉工場が対象で、大正薬と同様に停電時間に応じ柔軟対応していく方針。
 今回、最も打撃を受けたのが福島県浪江町にドリンク剤「エスカップ」の主力工場を持つエスエス製薬だ。現在、同工場の被災で従業員やその家族へのバックアップ対応に追われているという。エスカップは店頭在庫分がなくなると、当面製造販売ができない見通し。
 第一三共ヘルスケアは平塚(神奈川県)の工場で主力の解熱鎮痛剤「ロキソニンS」などを製造しており、平塚が計画停電対象内。現在は在庫などで対応しているが今後の停電による供給への影響は不透明だ。
 佐藤製薬は、八王子工場(東京都)と木更津工場(千葉県)がいずれも計画停電対象外となっているが、今夏・冬にも停電されることを見込み、生産体制の見直しを検討。夏は「ユンケル」などのドリンク剤、冬は総合感冒薬「ストナ」など、季節要因に応じ需要の伸びる薬を予め優先的に製造することで、品薄や供給停止を避けたい考え。 また、卸ルートの第一三共ヘルスケアなどを除く直販メーカーでは東北地方への輸送対応も懸念されていたが、ゼリア新薬工業は「物流再開のめどが立ち、(商材が)動きだした」という。同社はドリンク剤「ヘパリーゼ」などをメイン製造する筑波工場(茨城県)が今週中に操業再開する見込み。また関節痛薬「コンドロイチン」など主力品製造の熊谷工場(埼玉県)は計画停電対象内だが、停電時間に合わせたシフト体制で対応する。
 主要取引先の薬局・薬店でも停電や被災により営業体制を縮小する動きが出てきていることから、今後の市場動向はさらに厳しくなることも予想される。


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