ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍
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こだわりのモノづくり電子書籍
森田化学工業世界をリードするLiB用電解質森田化学工業は、国内外でさまざまな先端産業に独自性の高い製品を供給している。とくに今後の市場拡大が見込まれているリチウムイオン2次電池(LiB)分野で存在感を高めており、LiB用電解質の六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)では世界トップシェアを握る。現在は新規の電解質や添加剤の育成を図っており、事業拡大に拍車をかけている。1917年創業の老舗フッ化物メーカーとして市場に確固たる地位を築き上げている同社は、LiB用電解質で世界をリードするグローバル企業へと進化し続けている。LiBの重要材料であるLiPF6は2004年に立ち上げた中国江蘇省張家港市の「森田化工(張家港)有限公司」を中核拠点として生産し、国内外の主要プレーヤーへの供給を担っている。現在は同省常熟市でも生産拠点の建設を進めており、事業基盤の強化を図っている。LiB向け材料はLiPF6以外の育成・市場投入を目指した動きを活発化させている。なかでも電池の機能性向上に寄与する添加剤として注目度を高めているのが、トリフルオロメタンスホニルイミドリチウム(LiTFSI)。電解液を製造する工程で溶媒に電解質を混ぜる際に添加することにより、充電特性の向上や高寿命化といったさまざまな電池特性の向上を実現する。電池向け以外にも、樹脂の帯電を防止する導電付与剤などとして使われている。LiTFSIは堺事業所(大阪府堺市)で製造している。国内メーカーのほか、中国でも採用するメーカーがトリフルオロメタンスホニルイミドリチウム(LiTFSI)増えており、今後も国内外で拡販の余地が大きいとみて注力していく。電解質としては、ホウフッ化リチウム(LiBF4)のパイロットプラント建設を進めている。電池の寿命を延ばせる電解質としてすでに車載用途で実用化されており、今後は定置型用途への展開が期待されている。同社では以前もLiBF4を生産していたが、今回はさらに生産性を高めた製法を開発した。神崎川事業所(大阪市淀川区)に今秋完成するパイロットプラントで生産データを収集し、来年央をめどに事業化する考え。社名森田化学工業株式会社住所大阪市中央区久太郎町4-1-3大阪センタービル6F代表取締役社長森田康夫電話06-6252-2501設立1935年(昭和10年)、創業=1917年(大正6年)事業内容フッ化水素酸ならびにフッ素化合物一般の製造、一般化学薬品の製造など