ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍
- ページ
- 5/38
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
こだわりのモノづくり電子書籍
メーカーと商社2つの顔をもつ企業交洋ファインケミカル交洋ファインケミカルは「蒸留」をキーワードに、メーカーと商社の2つの顔をもつユニークな企業として半世紀を歩んできた。メーカー面では卓越した遠心式薄膜高真空蒸留技術で受託機能に磨きをかけ、一方の商社面では、新規ビジネスとして熊本県あさぎり町で無農薬栽培された植物抽出液(AOF)シリーズの販売に力を入れている。同社は創業者の平田泰三郎氏がアルベス工業を発足させ、そのアルベス工業が今の交洋ファインケミカルへと半世紀をかけて成長する。創業は1963年(昭和38年)。1966年に社名を交洋社と変更したが、市場の波には逆らえず、67年から68年にかけて石鹸製造から撤退し、本格的な化学品合成工場へと変身する。石鹸工場の跡地には植物油を蒸留する遠心式薄膜高真空蒸留機を導入し、現在の高真空蒸留への第一歩を踏み出した。さらに反応缶、脱臭缶を導入するとともに繊維油剤、皮革油剤の開発にも着手した。現在の社名・交洋ファインケミカルに変更したのは創業30周年を迎えた93年。このころには蒸留技術の向上により信用力が増し、大型案件が入り込むようになった。それに対応するため、相次いで新型設備を導入し、医薬中間体から化粧品原料、機能性食品原料、電子材料など受託の幅は広がりをみせた。エステル化、二量化、脱水反応、縮合反応、硫酸化などの精製技術。脱臭、脱遠心式薄膜高真空蒸留装置色、不純物除去などの精製技術。高真空による高沸点物質の蒸留、分解や重合しやすい物質の蒸留、蒸留による微量金属、微量ハロゲンの除去。省エネルギー型の酸素反応技術。築き上げたこれら技術の組み合わせで製品作りに邁進している。また、メーカー機能と商社機能を併せ持つ相乗効果は大きく、崖淵に立ち、生き抜くために発足した商社部門との両輪が現在でも同社の存在性を高めている。半世紀を経て、今では「蒸留のKFC」と言われるまでに名が轟くようになった。平田喜洋社長は「次世代のニーズを先読みした黒子役に徹する」と、目立たず騒がずの独立独歩の堅実経営を主眼としている。社名交洋ファインケミカル株式会社住所京都市南区吉祥院石原上川原町37代表取締役社長平田喜洋電話075―681―0526創業1963年(昭和38年)事業内容化粧品・電子材料・健康食品、医薬中間体の原料製造および販売。受託製造。貿易業務