ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍

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概要

こだわりのモノづくり電子書籍

低臭気エポキシ樹脂を開発服部商店・淀工場服部商店の淀工場(京都市)が臭いを従来品の3分の1に低減したエポキシ樹脂「NEOONE」(商品名・ネオワン)を開発。その第一段として低臭気エポキシ樹脂塗床材「NEOONE」Fシリーズの本格販売に乗り出した。また、この技術を活かし、エポキシ関連の新規商品化に取り組んでおり、このほど低臭気の補修材を上市した。服部商店の淀工場は、同社が発足して4年後の1951年に無水芒硝の生産を目的に開設。現在でも染色助剤向けの液体芒硝を月産600トンほどを製造する。また、1965年に建築用油性コーキング材の生産に着手。その製造技術を応用して建築用シーリング材「サンシール」の製造を手掛け、シリーズ化するなど近年、自社製品の研究開発に力を入れている。エポキシ樹脂の床用塗料は、優れた耐薬品性や接着性等の特性により古くから幅広い分野で使用されているが、硬化剤特有の臭いや刺激性、皮膚かぶれなどの問題を抱えていた。とくに食品工場等の改修工事では移り香対策から施工後の養生時間を多く必要としていた。そのため市場からは、においの少ないエポキシ塗料が強く求められていた。そのニーズに応えたのがエポキシ樹脂塗床材の「NEOONE」Fシリーズ。この塗料の商品化について京都市産業技術研究所の指導を受け特許も出願済み。臭いの測定による検知管データによると硬化剤の臭い成分を従来品の3分の1まで低減させている。エポキシ硬化剤そのものから発生する臭いを抑え込むため、特殊な添加剤を数種ブレンドし、5年に渡る試作を重ねた結果、誕生した。臭いを大幅に低減したことで移り香が抑えられることから食品関連工場や臭っては困る改修施工現場、トンネルなどの換気が十分行えない閉鎖空間での作業環境の改善に役立っている。「NEOONE」として商標登録も済ませ、京都市知恵産業創造支援事業にも申請、採択を受けている。上市した塗床材Fシリーズは、標準タイプがF100、耐薬品性を強めたものがF200、ソフト感覚を持たせたものがF300の3種で、販売価格は従来品とほぼ同価格。同社では昨年、異業種交流展示会「メッセナゴヤ2013」にFシリーズを出展。来場者の反応が上々だったことから積極的に低臭気シリーズの戦列化に傾注。新たにひび割れ注入の建築補修用エポキシ樹脂(二液混合型)Gシリーズをラインアップし、建築・土木用途の補修市場への参入を目指している。「N低E臭O気エOポNキEシ」樹F脂シ塗リ床材ズ社名株式会社服部商店淀工場住所京都市伏見区淀美豆町705代表取締役社長服部信一郎電話075-631-3128設立1951年(昭和26年)事業内容芒硝、シーリング材、接着剤などの製造販売