ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍
- ページ
- 35/38
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
こだわりのモノづくり電子書籍
電極事業、電解や銅箔など3分野に力ダイソーダイソーは2014年度(15年3月期)を起点とし、創立100周年にまたがる次期5カ年中期経営計画「NEXTFRONTIER―100」において、創業事業であるかせいソーダなどを生産する際に欠かせない電極事業の強化に力を入れる。電極事業は現在、グループ会社のダイソーエンジニアリングで手掛けており、得意とするプラントエンジニアリングと併せて国内外で電極を拡販していく。ダイソーの電解事業の始まりは約100年前に遡る。1915年に国内初となる水銀法食塩電解の工業的連続製造法の技術を確立。当時は陽極にグラファイトを、陰極に水銀を使用し、かせいソーダや塩素、水素を作り出していた。70年代にはグラファイトの代替として国内で初めて陽極に金属電極を採用。80年代に入り、水銀法に代わって主流となったイオン交換膜法では、電解槽に用いる塩素発生用電極の自社開発に成功した。ダイソーグループの電極はさまざまな分野で活躍している。ソーダ電解をはじめ、鋼板めっきや電解銅箔用の電極を取り揃えている。各ユーザーの要望に応じて電極を作り上げるため、製品種は多岐にわたる。目下、注力しているのがソーダ電解、電解銅箔と鋼板めっきの3分野。ソーダ電解分野で研究開発に努めているのが低電圧の電極。かせいソーダや塩素などを製造するのに工業用塩とともに原料として用いるのが電力で、競争力の観点から電力コスト削減が求められている。同社グループではこのニーズに応えられるよう低電圧かつ長寿命の電極の製品化に取り組んでおり、ダイソーの松山工場(愛媛県松山市)に敷設している実証用の最新鋭ソーダ電解槽を活用して、国内および海外向けの低電圧電極の研究開発を進めている。電解銅箔分野ではプリント基板用や、需要拡大が見込まれているリチウムイオン2次電池の集電体用途などを伸ばしていく。鋼板メッキ分野では、国内シェア8割を超えトップの地位を占める電気亜鉛めっきや電気すずめっき電極の海外展開を加速させていく。重点3分野以外にも、ダイソーエンジニアリングが保有するプラントエンジニアリング力と組み合わせて、海水電解用の電極にも注力していく。発電所では冷却水として海水を利用している。ただ、海水を汲み上げる配管内に貝などが付着するといった課題を抱えている。海水に電気を流すことで次亜塩素酸ソーダを発生させ、これら異物を除去することが可能。海水電解槽に使用する電極も積極的に拡販していく。さまざまな分野で活躍する電極社名ダイソー株式会社住所大阪市西区阿波座1-12-18代表取締役社長執行役員佐藤存電話06-6110-1560設立1915年(大正4年)事業内容ソーダ薬品、無機・有機化成品、合成樹脂、医薬品原薬・中間体など製造・販売