ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍
- ページ
- 27/38
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている27ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは こだわりのモノづくり電子書籍 の電子ブックに掲載されている27ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
こだわりのモノづくり電子書籍
高熱伝導性銀接着剤を大型製品にハリマ化成グループハリマ化成グループは、高熱伝導性銀接着剤「NHシリーズ」を大型製品に育て上げる。優れた熱伝導率をはじめとした物性が評価され、スマートフォンやタブレット端末関連を軸に採用実績を積み上げている。エレクトロニクス商品に組み込まれている各種電子部品は小型化が進んでいるものの、いかにして熱を外部に逃がすかが課題で、今後も「放熱」の需要はますます増してくることから、NHシリーズの営業活動に拍車を掛ける。新規素材を生み出す役目を担う筑波研究所(茨城県つくば市)では、将来を見据えたテーマを選定し研究開発に従事している。注視する機能に電気伝導や熱伝導を挙げる。これまで培ってきた分散技術、配合設計技術、ナノテクノロジーを融合させるなどした成果として、高熱伝導性銀接着剤「NH-3000D」の開発に成功、2012年1月に市場投入した。NH-3000Dは、エポキシ系樹脂にフィラーの役割を果たす粒状の銀粉と銀ナノ粒子を均一に分散させた接着剤。最大の特徴が熱伝導率で、樹脂と金属を組み合わせた複合材料のなかで最高位に位置している。1マイクロメートル~数マイクロメートルの大きさの銀粉と100ナノメートル以下の銀ナノ粒子が加熱により融解し、その結果、熱を伝える経路が広がり、発生した熱を素早く逃がすことができる。売れ筋のNH-3000Dの熱伝導率は95ワット(W)/メートル(m)・ケルビン(K)で、1~2W/m・Kの銀粉のみを含有する一般的な銀接着剤、35W/m・Kの鉛リッチはんだ、さらには57W/m・Kの金スズはんだを凌駕する。また、高価な金の使用率が大きい金スズはんだに比べ、コスト面でも優位性があるという利点も兼ね備えている。こうした特性が認められ、スマートフォンやタブレット端末に搭載されているカメラ用LEDフラッシュライト向けを中心に採用が進展している。LED照明器具やシリコンカーバイド(炭化ケイ素)が利用されるパワー半導体向けも狙いに定めている。交流を直流に変換するといった性質などを持つパワー半導体は高温になる場合があり、こうした使用環境下でも耐えられるよう樹脂を用いない銀粉と銀ナノ粒子のみのペースト材料の製品化に取り組むなど商品群の拡充にも努めている。すでに樹脂レスタイプでは350度C以上の耐熱性を有する材料の開発に成功、一部サンプルワークを開始した。現在、NHシリーズの製造は筑波研究所で実施。需要が増大すれば、いずれは加古川製造所(兵庫県加古川市)でモノづくりを行う考え。さらにその先は、国外のユーザーが多いことから海外拠点での生産も視野に入れている。「評熱N価伝Hさ導れ率3採を0用は0実じ0績めDを優」重れねたて特い性るが社名ハリマ化成グループ株式会社住所東京本社=東京都中央区日本橋3-8-4日本橋さくら通りビル5F大阪本社=大阪市中央区今橋4-4-7淀屋橋ビル5F代表取締役社長長谷川吉弘電話東京本社、03-5205-3080大阪本社、06-6201-2477創業1947年(昭和22年)事業内容持株会社としてグループ経営戦略の策定・推進や、樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料事業を主とする各事業会社の経営管理