ブックタイトルこだわりのモノづくり電子書籍
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こだわりのモノづくり電子書籍
材料開発で高付加価値経営を構築サンユレック設立50周年を迎えたサンユレックは、10年先を見据えたニュービジネスの創出に乗り出している。世界一を目指すこと、そして1円にこだわること、で高付加価値経営に結び付ける姿勢を貫く。サンユレック(旧社名・サンユレジン)のスタートは1958年(昭和33年)、三油興業(現・サンユインダストリアル)の合成樹脂部門がシェル化学の協力のもと、エポキシ樹脂の配合研究を手掛けたことに始まる。1963年にサンユレジンを発足、土木建築用樹脂の製造工場建設に着手した。開所式は1964年6月16日、この日は新潟地震が発生した日でもある。災害復旧工事用向け材料として大量の発注が飛び込んできた。開所早々から稼働率は100%を超え、工事受注も増加したが、施工経験の浅さから施工ミスが相次いだ。その補修工事で出費がかさみ、赤字決算に追い込まれ、苦い経験となる。だが、設立5年で黒字転換を果たす。そのきっかけは絶縁ディップ剤やフライバックトランスなどの電子材料需要が高まったこと。大手家電メーカーからの大型受注が舞い込んだ。建設材料部門も工事受注から建設用樹脂販売へと構造転換を果たすなど材料開発に経営資源を集中させたことで収益性が急速に上向いた。モノつくりに特化する同社だが、旺盛な開拓精神は海外にも目を向ける。海外展開は早く、1974年には台湾企業と、1987年には韓国企業と技術提携を結び、布石を打つ。それらに加え、今では上海、マレーシアに製造拠点を配置し、独立採算による事業運営を行っている。そして昨年、インド・バンガロールに駐在員事務所を開設した。また、現社名に変更したのは2001年、サンユレジンとグループ企業の日本レックと合併し、新生・サンユレックとなった。現事業内容は電子材料、建設材料、半導体材料、LED(発光ダイオード)&ライティング材料の4本柱で、開発テーマは環境。建設材料事業部が取り組んできた上下水道用のコンクリート防食技術と半導体生産ラインのクリーンルーム用高性能フィルターの接着剤を組み合わせ、水環境のリサイクルに使われる水フィルター用接着剤が新製品として生まれた。これらも同社の社風となる現場からのボトムアップ機能によるもの。事業に対するモチベーションの高さが10年先の同社を創造する。社名サンユレック株式会社住所大阪市高槻市道鵜町3-5-1代表取締役社長大西清春電話072-669-1231設立1963年(昭和38年)事業内容電気絶縁用合成樹脂および建設材料用合成樹脂などの製造販売