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日信化学工業独自の複合技術で需要創出商品力を生かした業容拡大が続く日信化学工業は、独自の複合技術でハイブリッド化した「ビニブラン700シリーズ」や「シャリーヌR」の需要創出に乗り出している。古くは塩化....

日信化学工業独自の複合技術で需要創出商品力を生かした業容拡大が続く日信化学工業は、独自の複合技術でハイブリッド化した「ビニブラン700シリーズ」や「シャリーヌR」の需要創出に乗り出している。古くは塩化ビニル樹脂と硫酸カリ肥料を製造していた同社だが、今では塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合樹脂(商品名・ソルバイン)をはじめ、塩ビ、酢ビ、アクリル系各樹脂のエマルジョン(同・ビニブラン)、シリコーンとアクリルのハイブリッド樹脂(同・シャリーヌ)、ホットメルト接着剤(同・日信ホットメルト)、アセチレン系化学品(同・サーフィノール/オルフィン)、高機能型紙管用接着剤(同ビニブラン1540)、シリコーン系添加剤(同・シルフェイス)など数々のオリジナル商品を製造。世界に先駆けて開発した画期的な商材も並んでいる。ビニブランは塩化ビニルとアクリル酸エステル、酢酸ビニルなどとの共重合樹脂で、その中のビニブラン700シリーズは、アクリル水溶液等を保護コロイドとして当社独自の技術により重合した塩化ビニル系エマルジョン。乳化剤を使用していないため耐水性に優れ、アルコールを溶媒とすることで常温成膜が行える。微粒子径のため光沢のある透明な皮膜を作成することができ、顔料分散性に優れているほか、各種添加剤との混和安定性がとても良好という特長をもつ。用途は塗料・インキのバインダー用、繊維加工用、塩ビレザー・ラミネート用接着、壁紙処理剤など。ビニブラン700(左)とシャリーヌR(右)「シャリーヌ」は、シリコーン樹脂の優れた表面摺動性付与効果とアクリル樹脂の優れた相溶性を合わせ持ったハイブリッド樹脂。そのなかの「シャリーヌR」は、パウダータイプで、シリル基を含むことからさまざまな合成樹脂への優れた摺動性付与を可能にした。しかもその効果は持続性を保っている。シリコーンのアクリル変性により多くの合成樹脂と相溶し、ポリマーアロイを形成。基材がアクリル部分とポリマーアロイ化し、シリコーン部分が滑性発現する。塩ビやオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂、エンプラ樹脂への適用が可能で、耐摩耗性も向上し、振動音、きしみ音などの異音防止、ブロッキング防止や付着防止にも効果を発揮する。そのため自動車部材や建設資材などに活用が広がっている。同社は近年、オリジナル商品の開発に力を入れており、この10年間、右肩上がりの堅調な業績が続いている。2013年2月期業績は売上高134億円、経常利益21億円を計上。また、2015年には設立60周年を迎える。社名日信化学工業株式会社住所福井県越前市北府2-17-33代表取締役社長宮澤繕行電話0778-22-5100設立1955年(昭和30年)事業内容塩化ビニル系変性樹脂および各種合成樹脂エマルジョンなどの製造販売