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2017年09月13日 前へ 前へ次へ 次へ

なお業績好調を継ぐ欧米化学企業

 欧米化学企業の業績が好調に推移している。2017年第2四半期(4―6月)は、販売量の伸びやコモディティー製品の成長などが支えとなった。
 「販売量は5四半期連続で前年水準を上回った」と、BASFのクルト・ボック会長は振り返る。同社の第2四半期の販売量は前年同期比7%の伸びをみせた。欧州企業では、このほかソルベイが増収。やはり販売量の伸びが大きく貢献した。売上高は約11%増加し、このうち8%以上が販売量の伸びによるものとしている。
 これら欧州企業の好調を裏付けるように、欧州連合(EU)における化学産業は成長軌道に転じている。欧州化学工業協会(CEFIC)の最新レポートによれば、17年1―6月のEUにおける化学品生産は前年同期を3・1%上回った。リーマン・ショックを契機とした経済危機以前の水準には戻っていないものの、これまでの停滞から抜け出した感がある。
 米国企業ではダウ・ケミカルの販売量の伸びも目立った。パフォーマンス・マテリアルズおよび化学品事業部門が13%増、パフォーマンス・プラスチックとコンシューマー・ソリューションズ事業部門が8%増など、全部門で販売量が拡大した。
 販売価格の上昇や買収も増収の要因になっている。コベストロは、原料価格の高騰などを背景に販売価格が上昇し、売り上げの伸びに15・3%のプラス効果をもたらしたという。CEFICのレポートでは、17年1―5月のEUにおける化学品販売額は、前年同期を15%上回り、1636億ユーロに達したとしており、EUだけをみても販売価格の伸長が目立つ。
 買収効果は、エボニック インダストリーズやセラニーズで顕著だった。エボニックはエアープロダクツの特殊添加剤事業を買収・統合、セラニーズはニリット社のポリアミド(PA)のコンパウンド事業部門の買収を終えている。
 売上高だけでなく、収益性の高さも健在だ。収益性の指標にする企業が多い、売上高に対するEBITDA(金利・税・減価償却費計上前利益)の比率が15%を上回る企業が多い。独メルクは、第2四半期はEBITDAが前年同期を下回ったにもかかわらず、なお25・9%に達している。日本の企業をはるかに上回る高い水準だ。
 エボニックが売上高、営業利益ともに増加し、特別項目を除くEBITDAは前年の21億6500万ユーロから22億―24億ユーロに増大すると見込むなど、通年でも良好と予測する企業が多い。収益性も一段と高まり、企業の魅力も増すに違いない。


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