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2017年08月10日 前へ 前へ次へ 次へ

【新社長登場】本州化学工業 福山裕二氏

【新社長登場】本州化学工業 福山裕二氏

▼就任の感想から。

 「100年以上の歴史があり伝統がある会社なので、その重みを強く感じる。三井化学時代にフェノール事業部長を務め原料供給面などで関係があったことから、本州化学のことはだいたい理解している。電子材料メーカーに近い顧客が多く今まで携わってきた業界とは違うので、そのあたりは勉強中だ。当社は非常に真面目な社員が多い。また技術の数も多く、グローバルニッチのものなど高付加価値品をたくさん手掛けている。ただ、技術はいずれ陳腐化してくるので、スピード感を忘れてはいけない。新しい誘導品の開発など積極的に取り組んでいく」

▼社員に投げかけたことは。

 「情報収集に努めること、スピード感を持つこと、フレキシブルに取り組むこと、チームワークをよくすること、明るく仕事をすることをお願いした。当社は少人数で身の軽い会社なので、環境変化のなかで迅速に対応できることが強みだ。皆がプロフェッショナル志向で、問題解決力をもって取り組むことが重要だ」

▼4カ年中期経営計画の2年目です。

 「2030年を見据えた長期ビジョンに沿って『?変革中計』を進めている。非常に野心的な計画だが、策定した時点と環境は変わるので、若干の修正を加えながら取り組んでいくことになる。今期も第1四半期はいいスタートが切れた。収益は安定しており、中計の中でもっと加速していく。先輩たちが蒔いて頂いた種を、しっかり育てたい。自動車部品向け特殊ビスフェノールを生産する独子会社のハイビスは順調に稼働しており、電材関係も頑張ってくれている。市場環境が厳しいクレゾール誘導品をいかにカバーしていくかが課題だ。世界中にいい顧客を持っているので、コストダウンを図りながらしっかり取り組んでいく。中計で設けたM&A枠は現在の周辺分野で考えていくことになる」

▼期待する分野は。

 「フォトレジスト用途などの電子材料は中国でフラットパネルディスプレイなど大型の投資があるし、有機EL向けにも期待できる。ビフェノールが使われる液晶分野もまだ伸びるだろう。また、車載レンズ分野を期待しており、屈折率向上などモノマー側の技術で協力できる。ハイビスの生産量は?年ぐらいまでは確実に伸びていくだろう。補完する和歌山工場の既存プラントもフル稼働状態にあり、運転の工夫などで対応していく。和歌山工場における損益分岐点稼働率改善を目指した取り組みはコスト削減効果につながっている」

▼人材育成に対する考え方は。

 「当社はモノマー屋であり、ポリマーを扱う顧客が多い。そのためポリマーが専門の研究員を増やすなど層を厚くしている。新製品を出し続けなければいけないので、研究開発部門はとくにスピード感が重要になる。もっと外に出て行って共同研究を進めるなど、研究員の視野を広げることが大事だ。今後は日本市場が縮小するしグローバル人材が必要になるため、語学研修などを含めて検討する。グローバルオープンイノベーションにも取り組みたい」
(聞き手=児玉和弘)

【略歴】
 〔ふくやま・ゆうじ〕1981年(昭和56年)九州大学工学部卒、同年三井石油化学工業(現三井化学)入社。09年上海中石化三井化工総経理、12年基礎化学品事業本部フェノール事業部長、15年常務理事中国総代表兼Mitsui Chemicals(China)董事長兼総経理、17年4月常務理事中国総代表、同年6月本州化学工業社長。福岡県出身、58歳。
【横顔】
 生坂敏行前社長(現相談役)から引き継いだことは「若返りが図られたので、スピード感をもって取り組むこと」だと認識している。「日本の名湯百選」(12年版)を夫婦で湯破することを目標に、これまでに70カ所近く訪れた。心身ともにリフレッシュし、モットーの「ポジティブに、仕事は明るく楽しく」を実践する。


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