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2017年06月19日 前へ 前へ次へ 次へ

イビデン 青木武志社長インタビュー

イビデン 青木武志社長インタビュー

 ▽ どのような会社を志向しますか。
 「発電から始まり、電気化学、建築材料、電子関連、セラミックと、105年の歴史のなかで事業を広げ、変化しながら発展を遂げてきた。当社はプラスチック製ICパッケージ基板や、炭化ケイ素でできたディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)を世界で初めて実用化した。今後も技術開発型企業として、主力の電子、セラミックの両事業、そして電力をはじめ各グループ企業が手掛けている事業に次ぐ新たな事業を立ち上げ、成長し続けていく」

 ▽ 電子事業は構造改革に励んでいます。
 「受注量を勘案し製造設備の整理などを行った。残した製造設備を活用してさまざまな製品を作り、ユーザーのニーズに応えていく。マレーシアと中国・北京の両工場ではMSAP(モディファイドセミアディティブプロセス)によるプリント配線板を生産できる体制を整えている。構造改革は遅くとも2018年度までに終える。成長を追求するうえで、車載やデータセンター関連などに狙いを定めている」

 ▽ セラミック事業は。
 「自動車の排ガス規制は欧米だけでなく中国、インドでも厳しくなってくる。このため今年4月、排気に関わるDPFと脱硝触媒(SCR)の両部門を一体化させた。一緒に営業活動を行うのが最善と判断した。触媒担体保持・シール材(AFP)を含め、相乗効果を発揮させながら拡大させていく」

 ▽ 電気自動車(EV)では排気系部品・素材が不要になります。
 「EVの普及にはもう少し時間がかかる。この間に技術をため込む。すでに種はまいており、花を開かせていく」

 ▽ デンソーと資本業務提携を結びました。
 「デンソーとは約3年前から排気システム向けセラミック部品の共同研究開発を進めている。関係がより深まったことで、これから短期、中長期の研究開発テーマなどについて詳細を詰めていく。次世代の排気システムや、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、EV向けパワートレインなどの研究開発で協業する。どのような製品、システムが生まれるか今から楽しみだ。早期に市場投入したい」

 ▽ 今春、4つの開発センターを発足させました。
 「業績をV字回復させるためには既存事業で足場を固めつつ、新製品、新事業も創出していかなければならない。このたため、4つの開発センターを設置した。『自動車機能製品開発センター』および『将来モビリティ製品開発センター』ではデンソーと連携できるものは一緒にやっていく。『先進セラミック開発センター』では航空機のジェットエンジンや発電関連向けセラミックマトリックス複合材料など、『バイオマテリアル開発センター』では独自の生物農薬などの研究開発に取り組む」
 「研究開発はオープンイノベーション。国内外でいいパートナーが見つかれば共同する。当社の埋もれている技術で有効利用できるものがあれば、外部の企業や大学に見つけてもらいたい。知の共有を進めていく」
(聞き手=池田旭郎)

〈横顔〉
 学生時代の専攻は黒い材料であるカーボン。イビデン入社後は白い材料であるセラミックに携わり、DPFやAFPの事業化に尽力した。社長就任内定後は休日に会社の仲間や息子さんとゴルフする機会が増えた。カメラも趣味。約1年前に購入したフルサイズのデジタル一眼レフカメラで風景を切り取る。
 〔あおき・たけし〕1981年(昭和56年)関西大学工学部化学工学科卒、揖斐川電気工業(現イビデン)入社。06年理事、08年執行役員、14年常務執行役員セラミック事業本部副本部長、16年代表取締役副社長セラミック事業本部長、17年6月社長就任。岐阜県出身、59歳。


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