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2017年03月21日 前へ 前へ次へ 次へ

【トップインタビュー】 JCU 小澤 惠二 会長兼CEO

【トップインタビュー】 JCU 小澤 惠二 会長兼CEO

 ▼ 来期の見通しは。

 「中国ローカルメーカーが展開するミドルエンドのスマートフォンが市場を広げている。当社のメッキ薬品を使うプリント基板メーカーがそうしたボリュームゾーンの仕事を確保していることがあり、当社の業績を牽引している。とくに後半の業績が上向いており、このままいけば来期はさらに明るい予想を立てられる。自動車部品向け樹脂メッキ薬品も中国ローカル企業の開拓が進展している。スマホと車を両輪としてさらに成長できそうだ」

 ▼ 低価格機種向けの販売で利益は確保できるのでしょうか。

 「ミドルエンド機種は安かろう悪かろうではなく、ハイエンド機種の機能を追いかけながらずっと安い価格で提供していくのが戦略だ。このためプリント基板の製造においても高密度化などの新技術がどんどん取り入れられており、当社がハイエンド機種向けに展開していたメッキ技術が求められるようになってきた」
 「従来のハイエンド市場がある程度固定化されてきた一方で、ミドル市場は広がっている。そこではコストに対する要求に厳しいものがあるが、とんでもないディスカウントを要求されている状況でもない。しばらくはスケールメリットを享受しながら、コストについては少しずつ協力していくことになるだろう」

 ▼ 需要を取り込むための課題は。

 「中国にはプリント配線板向け、自動車部品向けを柱に2現地法人、合計5拠点を有するが、製造は外注でサービスについても日本からのサポートに頼る部分がある。このため当社の強みである顧客満足度を高めるためのインフラを整えることを検討している。テクニカルセンター設置を含め、技術サポート機能を強化する計画を来年には具体化させたい。ユーザーとの接点を強化することで、市場を深耕していく」

 ▼ 昨秋に開設した米研究拠点の活動状況は。

 「研究テーマの一つが6価クロムフリーの樹脂メッキ用エッチング薬品で、開発のめどを得つつある。来期から米国ビッグスリーへの提案を開始する。米国では既存品を提案しても見向きもされない。誰も手掛けていない新製品で勝負に出る」

 ▼ そのほか海外事業の注力点は。

 「時機を窺っていたインド拠点は、ここへきて引き合いが増えてきたため営業活動を本格化させる。同国における同業はまだ少ないようだ。まずは日系自動車メーカーから開拓する」

 ▼ 新規事業の進捗は。

 「トップ直轄プロジェクトを立ち上げ事業化に取り組んできたフレキシブルプリント基板(FPC)向け導電化処理装置、薬品「エルフシード」の販売を昨年から開始した。
FPCの微細化、低コスト化を可能にする製造プロセスで、FPCの広がりとともに需要が増えると期待している。現在、複数ユーザーで評価を実施しており、来期中に最低でも1セットは売りたい。

 (聞き手=石井惇子)

 【ひとこと】ハイエンドスマートフォン市場の伸びに減速感がみられ、同機種を主対象としていた日系部材メーカーへの影響が懸念されている。しかし、いったん通信の高速・高容量化などの機能向上が図られれば、低価格機種にも同じような便利さが求められる。そこに日系部材メーカーの技術が多用され、あとは利益の確保が課題となる。JCUは中国ミドル市場の伸びに支えられ、今期は5期連続で最高益を更新する見込みだ。


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