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2017年03月21日 前へ 前へ次へ 次へ

【トップインタビュー】 日本新薬 前川 重信 社長

【トップインタビュー】 日本新薬 前川 重信 社長

 ▼ 自社創製した肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬「ウプトラビ」を日本でも発売しました。海外も販売好調です

 「米国では発売から1年が経ち、想定以上に販売実績が伸びている。日本もまずは適正使用を徹底したいので、初期としてはあまり高い販売予想はしていなかったが、順調に市場が立ち上がっている。海外での適正使用実績や、第3相臨床試験(P3試験)の良好なデータが処方を後押ししている」

 ▼ ウプトラビを海外で開発・販売しているスイス・アクテリオン社は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に買収されます

 「買収はとてもフレンドリーに進められたと聞いている。アクテリオンのPAH分野の新薬が期待されている。今後はJ&Jのパワーも加わるので販売にはプラスになる。当社との提携内容に変更はない。従来通りのものが引き継がれる」

 ▼ デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤として開発中の核酸医薬「NS―065」は、米国でファスト・トラック(優先承認審査)などに指定されました。今後の開発計画の見通しは

 「進行中のP2試験で良いデータが得られれば、米国食品医薬品局(FDA)と協議したうえで、早期段階で承認申請できるかもしれない。今年中にP2試験を終了する予定で、結果が良ければ18年の承認取得が期待できる。米国でどう販売していくかは未定だが、製品価値を最大化できる手段を考えたい。日本で行っているP1/2試験は9月に終了し、米国と同時期の承認申請をめざす」

 ▼ 小田原工場で行っている設備投資の進捗は

「ウプトラビなど高生理活性物質に対応した固形製剤棟を小田原工場内に建設している。7月頃には完成し、17年度中には本稼働する予定だ。ウプトラビは、患者数がとくに多い閉塞性動脈硬化症の治療薬としても開発しているので、それも見据えて量産できる体制を作る。今は海外に外部委託しているが、自社でも生産できるようにする。製剤生産の受託サービスも始める予定だ」

 ▼ ICTなどを活用した業務効率化や事業開発は

 「4月から生産性向上活動『チャレンジ100』をスタートする。19年の創立100周年に向けて、全社で業務の生産性を高めていく。独自性のある、新たな業務を始める『ユニーク・チャレンジテーマ』、無駄な仕事を一つなくす『無駄タイムゼロテーマ』の2つについて、社内の各課が提案し、1年間そのテーマに取り組んでもらう。各課の活動を委員会で評価し、成果が出せた課は表彰する予定だ」

 ▼ 機能食品事業の戦略は

 「付加価値が高い製品分野の育成に力を入れていく。これまでは川上の食品素材として健食メーカーや小売などに販売してきたが、高い利益率が見込めるコンシューマー向けの最終製品も展開する。昨年、スポーツサプリメント『WINZONE ENERGY×ENERGY』を発売した。スポーツイベントなどで認知度を高めながら、基本的にインターネット通販で売っていく。アンチエイジング向けの製品なども考えており、毎年数品目のペースで新製品を出していきたい」

 (聞き手=赤羽環希)

 【ひとこと】期待の自社新薬「ウプトラビ」が好調だ。海外では年間売上高2300億円規模まで伸びるとの予想も出ており、アクテリオンがJ&J傘下に入ることで販路はさらに広がる。次の自社品「NS―065」も日米当局で承認申請・審査が優遇されることになり、開発成功への道筋が固まってきた。


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