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2017年03月21日 前へ 前へ次へ 次へ

【トップインタビュー】 古河電気工業 柴田 光義 社長

【トップインタビュー】 古河電気工業 柴田 光義 社長

 ▼ 現況はどうですか

 「構造改革を進め、黒字体質による堅牢な事業基盤の確立と、次の時代へと飛躍する準備が整った。情勢に不透明な部分はあるにせよ、IoT(モノのインターネット)、スマートカー、ビッグデータなど、新しい時代への大きな潮流は止まらない。それは当社が得意とする領域でもある。会社全体が一丸となり、一段上の企業グループとなるべく動き出している」

 ▼ 新中計が進んでいます

 「これまでは外部環境変化の影響を大きく受け、中計を達成できていない面もあった。現在の『古河Gプラン2020』では遅れない、ゆるぎない、しっかりした成長を強く意識して設定した。売り方、つくり方、考え方の改革が全社規模で進んでおり、事業目標達成に向け動いている」

 ▼ 電力関連について

 「かつては各社に分断があった。今は事業全体でシナジーを出してきている。その一つが旧ビスキャスと瀋陽古河との連携で、製造分担、技術の共有などが活発に進んでいる。電力ケーブルはプロジェクトが多く、情報通信関連の工事も含めて受注できている。海外はそれが重要になるため、人材育成を含めた長期的視野で攻めの体制を構築している」

 ▼ 情報通信はどうでしょうか

 「データセンター(DC)が伸びている。クラウドトラフィックは多少変動はあっても右肩上がりが続くだろう。光ファイバーは日本と北米で能力を増強している。製品面でも高機能化が進み、例えば敷設性と多芯を両立するローラブルリボンは日本メーカーの独壇場だ。当社も3000芯までの製品を開発し、旺盛な需要に応えている。大容量通信に不可欠なデジタルコヒーレント用小型光源も当社が世界トップシェアだ。需要を満たすべく増産を進めている。世界に届けるのは当社の使命でもある」

 ▼ 電線について

 「利益は十分出てきており、次の成長戦略に進む段階。自動車のスマート化はハーネス、コネクター、デバイスのそれぞれが有望だ。顧客からの評価も、ものづくりからデリバリーまで高い。電気自動車(EV)用モーターなども引き合いは多い。日本は当然、世界を取っていく。電池用センサーやレーダーなど、今後が楽しみな新製品も多い」

 ▼ 今後の展望について

 「16年度は目標の上方修正もでき、順調なスタートを切ることができた。現中計の先、より高い頂も見えている。目標に掲げる『一段上』も社員、組織、会社・グループ全体、それぞれの合言葉としてだいぶ定着した」
 「働き方改革も進んでいる。私生活の充実は会社にもメリットが大きい。女性が安心して働ける職場としても、えるぼし認定を受けるなど積極的に取り組んでいる。当社グループもグローバルで見れば文化や評価の仕方、働くスタイルなど多種多様なものを包容している。ただ会社の成果に結びつく、必要な仕事を担うことは万国共通だ。その積み重ねが当社の力になり、次の時代を明るく照らしていく」

 (聞き手=佐藤大希)

 【ひとこと】今期で代表権のない会長に退く。12年の就任後、構造改革と将来を見据えた事業育成を推進し、次世代への道筋を拓いた。デジタル化社会や自動車の高度化など、次世代に不可欠な技術も多く育てる。医療関連など、長期的視野で進める新分野への展開も注目したい。


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