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2017年02月17日 前へ 前へ次へ 次へ

【トップインタビュー】 セイコーエプソン 碓井 稔 社長

【トップインタビュー】 セイコーエプソン 碓井 稔 社長

 ▼ 2016年はどのような年でしたか。成果を教えてください。

 「『エプソン25』ということで10年の長期にわたる方向性を示した。それにのっとって中期経営計画も定めた。それぞれが進んでいることを確認できた一年だった。とくにビッグタンクモデルのインクジェットプリンターは、新興国で今まで以上に販売を伸ばしている。レーザープリンター、カートリッジモデルを置き換えながら成長している」

 ▼ プロジェクターのラインアップを拡大しています。

 「世界シェアは35%を超えた。1万ルーメン以上の高輝度領域で5機種を投入した。一番明るいのは2万5000ルーメン。この分野のシェアは10%に満たなかったが、レンタル業者が取り扱いを増やしており、プロジェクションマッピングに活用している。これまでエプソンは高輝度分野を手がけない、作れないと思われていたようだが、これからローエンドからハイエンドまでフルラインアップで展開できるようになった」

 ▼ ウエアラブルの調子はいかがですか。

 「日本ではそれなりに商品ラインが整ってきたが、海外ではまだ大々的に販売していない。17年はソフトウエアを改めることで、ユーザーインターフェースが格段に良くなる。グローバル展開に本腰を入れ、商品ラインアップも増やす。基本的には時計型やバンド型などリスト機器にフォーカスする。脈拍など個人の生体情報を取得できるため、医療用途にも期待している」

 ▼ 昨年はVR(仮想現実)元年といわれました。

 「私どものスマートグラス『モベリオ』はAR(拡張現実)に近い。システムインテグレーターやユーザーがカスタマイズして観光地のガイド用に使われ始めている。昨年は有機EL(エレクトロルミネッセンス)を搭載した第3世代を投入し、ハード性能が格段に良くなった。数量ではB2C向けが多い。工場や倉庫用といったB2B向けは用途を作るのに時間がかかっている」

 ▼ 産業用ロボットへの期待も大きいです。現状の手応えは。

 「当初、売上成長率は40%増を見込んでいたが、実際は15%程度になりそうだ。一部スマートフォンメーカーの調子が悪く伸びなかった。以前はスマホの組立工場に依存していたが、今は自動車部品、食品、医療関係などに用途を広げている」

 ▼ AI(人工知能)はどうお考えですか。

 「ロボットには絶対必要になる。AIに対する開発体制は徹底的に強化していきたい。ディープラーニング研究が盛んなカナダ・トロントと日本で開発に取り組んでいる。まずはわれわれの工場内のロボットや生産ラインの不具合検出に活用する」

 (聞き手=中尾祐輔)

 【ひとこと】エプソンは、クオーツウオッチで培った「省・小・精」の技術力を生かしてプリンターやプロジェクター、センサー、ロボットなどを開発してきた。これらの精密加工技術は、今後の産業界を大きく変貌させるIoT(モノのインターネット)やAIとの相乗効果が大きい。信州発の技術で世界を驚かせるデバイス、ロボットを次々と生み出してほしい。


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