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2017年02月17日 前へ 前へ次へ 次へ

新社長登場 スリーエムジャパン デニース・ラザフォード 氏 「成熟社会でも商機多く」

新社長登場 スリーエムジャパン デニース・ラザフォード 氏 「成熟社会でも商機多く」

 ▽中国法人社長からの就任です。日本市場の見方は。

 「世界の3Mグループのなかでも日本は重要な国の一つ。中国は若干緩やかになっているとはいえ成長は速い。これに対し、成熟している日本市場は成長もゆっくりだ。日本拠点の設立は1960年と中国よりも早く、しっかりした基盤があり、シニア層の人材も豊富。顧客との関係強化を重視しており、高品質の製品に強みを持つ」

 ▽どうビジネスを展開していきますか。

 「低い伸びのなかでも成長しなければならない。そのためには顧客ニーズにどう対応するかだ。例えば、生産性が向上し競争優位性を高められる製品もその一つ。作業効率が高まる工業分野向け研磨材などの提供で、ニーズに応えられる」

 ▽幅広い分野に製品を提供していますが重点を置く分野は。

 「日本市場のメガトレンドを理解することが大事。注視するのは内需型のビジネスだ。コンシューマー、ヘルスケアは力を入れる分野だが、人口減や高齢化にともないライフスタイルが変化するなかで、どう対応していくかが重要。また、新たな購買形態であるeコマースにも重点を置いている」
 「インフラ分野の強化策の一環として『国土強靱化プロジェクト』に取り組んでいる。老朽化した橋梁の補修、また高速道路などでも3Mの製品群が貢献できる。太陽光や風力発電向けの素材などを含めてエネルギー分野も重点の一つで、日本のエネルギー政策を見極めて取り組んでいく」

 ▽日本発の製品が海外で販売される例も多いです。

 「一つは自動車分野で、3Mジャパンの内装関連素材のスペックやデザインは海外で使われていくと思う。日本のデザインセンターはアジア拠点のなかでも中心だ。建築内装仕上げ材『ダイノックフィルム』など日本で生まれた製品は、さらに海外で展開できる」

 ▽目標に掲げる指標は。

 「内需型ビジネスでの成長とともに、輸出型ビジネスも重視する。3Mグループはビジネスの内容によって、いくつかの経済指標の1・5倍の成長を目安にしている。日本法人は限りなく上の方の成長率を目指したい。経済状態が厳しくても必ず成長しなければならないし、回復した際はそれを上回るスピードで成長することが必要だ。そのためにはやはり、顧客の声をしっかり聞いて対応することが重要になる」

 ▽3Mジャパンでは初の女性社長です。

 「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容)は3Mにとって優先テーマの一つ。日本は労働人口が減っていくなかで、政府も女性の社会参加を後押ししている。これまで3Mジャパンも独自の活動を行ってきたし、採用面でも魅力的な会社にしなくてはいけない。3Mは、とくに女性支援を中心とした個々の人材開発、柔軟性のある働きやすい制度、働き方にかかわる意識について取り組みを進めている。女性だけでなく男性にとっても、いいプロトモデルをつくりたい」

 (聞き手=児玉和弘)

 【横顔】「中国には15カ月間しか滞在しなかったので、日本への赴任は正直驚いた」という。幅広い国をみてきた経験を生かし、日本市場で3Mの存在感を高めていく。自己分析は「楽観主義者」。製品を手に取り熱く語る姿勢には、前向きさが感じられる。日本の文化で好きなものは食べ物で、めん類や天ぷらなどを好む。

 【略歴】〔デニース・ラザフォード〕1989年コロラド州立大学高分子有機化学博士課程修了、3M入社。13年ラテンアメリカ地域担当副社長、15年グレーター・チャイナ地域担当副社長兼3M中国代表取締役、16年10月スリーエムジャパンホールディングス社長兼スリーエムジャパン社長就任。米ニューヨーク州出身、54歳。


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