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2017年01月12日 前へ 前へ次へ 次へ

蟷螂の気概

 冬蜂の死にどころなく歩きけり(村上鬼城)▼賀詞交換会でみかける経済人の顔が心なしかいつもの年より明るいのも"トランプ効果"のせいばかりではあるまい。東京に限っての話ではあるが、年明けを挟み暖かく過ごしやすい日が続いた。昨年、54年ぶりに11月に都心で雪が降った際、この冬はどうなるかと思ったのが嘘のようであった▼その11月に、子が死にかけのカマキリを拾ってきた。ヨーグルトなどの餌を直接口に持っていってやり、最後には床暖房で暖めるなどして何とか延命させようとしたが、何日かすると身じろぎもしなくなった▼どうやら、たとえ暖冬であろうとも越冬はできない生き物であるらしい。それでも、生きていたときと同じ如く、どこかを見つめてじっと鎌を構えている様には、死に行く"冬蜂"と同様の気高さがあったように思う▼昨日辺りから列島を寒波が襲っている。春までにはさらに厳しい気候もあるだろう。それは気候だけでなく、経済的にも同様の気がしてならない。今はあたかも暖冬のように楽観論が支配しているが、20日の彼の国の就任式以降には何が起きてもおかしくないのではないか▼ただ、何が起きようともきっといつか春は来る。そして、いついかなる時も、"蟷螂が斧を取りて隆車に向かう"気概だけはもっていたいものだ。


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