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2016年04月14日 前へ 前へ次へ 次へ

医薬原薬・中間体 市場動向を追う 《3》 存在感増す専門商社

 原薬メーカーと医薬品メーカーの橋渡し役を担う専門商社。医薬品原薬(API)や中間体を国内外から調達し、さらに海外に広がる受託合成メーカーを駆使することで多様な需要に応えている。80%目標によって拡大が続くジェネリック医薬品(後発薬)市場、一方の先発薬側も対抗策として新薬開発を加速しており、両市場で存在感が高まっている。ただ、こうした好環境は市場の競争激化をもたらす。原料の安定供給、品質保証といった本来の役割を果たしつつ、各社はニーズを取り込もうと差別化、高付加価値化戦略に動き出している。

*高薬理活性に照準*

 今後の需要拡大が見込まれる高薬理活性医薬品市場。抗がん剤などを中心にニーズが高まるなか、その取り扱いには高活性ゆえの毒性を封じ込める高度な技術が要求される。そのため専門商社などは高活性物質に対応した受託合成メーカーと提携を強めたり、あるいは自社で対応設備を立ち上げるなどして成長市場の取り込みを進めている。

 CBCの子会社である伊プロコスは中間体やAPIの受託合成メーカー。今年初めに高薬理活性物質専用の商業プラントの建設に着手した。OEL(許容暴露限界)でレベル6(1立方メートル当たり0・1マイクログラム以下)と最高水準の設備を導入し、17年春の本格操業を予定する。一方、非臨床から臨床試験、スケールアップまで段階ごとに委託できる仕組みを構築するのは中間物商事。高薬理活性物質の受託合成でワンストップサービスを提供する。

 新日本薬業は今月、高薬理活性物質専用の試験室を新設した。新薬から後発薬まで開発ニーズに対応する。コーア商事ホールディングスのグループ会社、コーアイセイは来月にも高薬理活性注射剤の新工場を立ち上げ、受託製造に乗り出す。

*独自の展開で強み*

 野村事務所は米サプライヤーの商材で実績を積み重ねている。バーテラス・スペシャリティズの水素化ホウ素ナトリウム(SBH)では国内市場でトップシェアを握る。アンガス・ケミカルが世界で唯一、原料から一貫製造するトロメタモールはUSP、EP、JPCの三極に適合する強みを持つ。

 イワキはグループ会社とシナジーを高め、海外マーケットの開拓に取り組む。岩城製薬が製造する原料や中間体で欧米先発薬メーカーからの受注を狙い、設備投資を実施。また製剤の輸入事業も視野に入れており、原料から製剤まで幅広く手掛けることで需要を開拓していく。

*80%時代へ対応急*

 後発薬向けAPIは、80%時代に向けて今後さらに取扱品目の増加が見込まれる。そのため新日本薬業は今秋にもGMP適合の医薬品製造管理システムを導入する予定。APIの入荷から出荷までを一元管理することで効率化につなげる。技術開発に磨きをかけて需要の取り込みを目指すコーア商事。昨年、APIの品質問題を検証する研究施設を立ち上げた。不純物除去、コスト削減、製剤化しやすいなど製剤メーカーの視点に立ったAPIの開発に取り組んでいる。


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