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2014年07月09日 前へ 前へ次へ 次へ

アース製薬・川端克宜氏

アース製薬川端克宜新社長[1].jpg"全員野球"で需要創造

 ▼景気回復基調と消費増税への不安が交錯するなかでの就任となりました。
 「これまでの成功に安住していられないほど日用品業界では目まぐるしい変化が起きている。アクティブシニアの増加など市場の変化は激しいがチャンスでもある。現場を重視し、顧客のニーズを先取りできる機敏さがこれまで以上に求められるだろう。ちょっとした変化を見逃さず、きめ細かな提案を行うことで利益ある成長をしていきたい」
 ▼社員に求めることは。
 「『全員野球』を合言葉に部門間の縦割り意識をなくしていこうと伝えている。例えば、営業担当者が研究や生産の会議に出てふらっと気軽に話ができる。所属部署を越えたコミュニケーションを活発にし、新しい商品の種やビジネスのアイデアが生まれることを期待している」
 ▼主力の殺虫剤事業を拡大するカギは。
 「積み上げてきたノウハウを生かしながら新需要の創出につながる商品を継続的に生み出していきたい。殺虫剤の国内シェアは2013年に53・8%まで高まった。期待値も込めて20年には60%を目指していく。商品力や売り場の演出支援など当社の価値をさらに強調すれば十分に達成できると思う」
 ▼力を入れる園芸用品事業はいかがですか。
 「まだまだ売り上げの規模は小さいが、手応えはつかんでいる。後発として顧客を呼び込むには、同業他社との差別化が競争力を左右する。18年をめどに園芸の売り上げを50億円程度に引き上げ、将来的には殺虫剤、日用品に次ぐ第3の柱に育成するのが目標だ」
 ▼具体的にどう取り組みますか。
 「今春、香りブームが続く日用品の流れを家庭園芸に持ち込んだ。そもそも花は香りを楽しむもので香り付きの商材はタブーといえる。ところが、ふたを開けてみると思いのほか好評だ。何事も枠にとらわれない発想が勝ち残りに直結する」
 ▼海外事業の強化を一段と鮮明にしています。
 「われわれにとって海外で最大の市場となるタイはブランドの認知が高まり、利益を出せる下地はできた。より品質の高いものを作るイノベーションの力もある。現地のニーズをとらえた製品開発はもちろん、マーケティングをどう提案できるかが重要になるとみている。政情不安は気になるところだが、逆風をものともせず伸ばしたい。強いもの同士が手を組むという考え方のもとM&A(合併・買収)の対象は国内よりも海外企業になるだろう」
 ▼中国市場の攻略も必須です。
 「タイほど普及は進んでいないが、中国も需要の増加が見込まれるだけに改めて営業力と商品力を強化したい。販売網を広げるため従来の北京、深セン、広州に加えて上海も攻める。魅力ある商品の開発につながる研究部門の設置も検討する。タイと中国を軸に現状50億円の海外売上高をまずは今後5年で100億円規模に乗せたい」
(聞き手=高橋篤志)
〈横顔〉
 苦戦していた園芸用品事業の再建に取り組み、斬新な商品を次々と生み出した。最終製品メーカーのトップらしく「消費の立場にたったモノづくり」の重要性を説く。物腰は柔らかいが、その意志は固い。夫人は元タカラジェンヌで演劇好きの一面も。座右の銘は「不動心」、「脚下照顧」。
〈略歴〉
 〔川端 克宜氏=かわばた・かつのり〕1994年(平成6年)近畿大学商経学部(現・経営学部)卒、同年アース製薬入社。2006年広島支店長、11年役員待遇大阪支店長、13年取締役ガーデニング戦略本部長、14年3月社長就任。兵庫県出身、42歳。


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