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2014年06月30日 前へ 前へ次へ 次へ

JX日鉱日石エネルギー・杉森務氏

新社長登場:JXエネ杉森努社長[1].jpg"総合エネ企業"へ飛躍

 -石油元売り最大手のかじ取りを任されました。社長指名を受けた時の感想は。
 「驚いたというのが正直な思いだ。年齢的にも若輩で、小売り販売に携わる期間が長いなど比較的偏ったキャリアを経てきたとも考えている。石油業界は大きな課題を抱えており、大変な時期に重責をいただいたことについては、身の引き締まる思いを超えて強い緊張感を抱いている」
 -事業会社3社トップが大幅に若返りました。前経営陣からはどのような期待をかけられたのでしょうか。
 「燃料油内需が減少する一方、電力やガスの自由化が進み、エネルギー業界の垣根はどんどん低くなっている。2016年度からの次期中期経営計画を策定するに当たっては、その前提として将来のあるべき会社の姿を想定し、2030年といった少し先を見据えた中長期ビジョンを描く必要がある。私の使命は現中計を完達することに加え、次期中計を将来のビジョンへのマイルストーンと位置付けることだと考えている」
 -石油製品の需要減への対処は急務です。
 「コアビジネスたる石油事業の業績悪化には強い危機感を持っており、中長期視点からどういった製油所ネットワークを構築するかは最も大きな課題の1つ。次期エネルギー供給構造高度化法もにらみながら対処していくことになる。1次高度化法によって各社とも能力削減に一区切りつけたが、需要減少速度を鑑みればさらなる削減も必要になるのではないか」
 -非石油部門はどう伸ばしていきますか。
 「エネルギー変換企業として電力やガス、石炭、新エネルギーなどの事業基盤強化に努めていく。特に電力は石炭やガス、新エネルギーとのシナジーも高く、われわれとしても伸ばしていきたい事業だ。16年に家庭用小売りの自由化が予定されるなか、電源の拡大含め、どこまで事業を広げるか。課金システムも既存のサービスステーションなどをどう生かしていけるか、思案しているところだ」
 -4月の組織再編で、機能化学品事業をカンパニー制に移行しました。
 「権限移譲することで、機動力を高めるのが狙いだ。一つひとつのテーマを見つけ出し、研究開発、量産、販売に至るサイクルを早めるには意思決定の速度を上げる必要がある。ここは高付加価値を狙った分野で品目も多く、トライアンドエラーを繰り返して収益を高めていく必要がある」
 -JXエネルギーのあるべき将来姿とは。
 「石油精製販売をコアとした総合エネルギー企業を目指すことに変わりはない。もちろん、力配分は多少変わるかもしれないが、根幹は揺るがない。石油の高度利用という視点で化学は外せず、成長分野としては石油以外のエネルギーや海外展開の拡大が挙げられよう。製油所やサービスステーションの運営なども含め、グローバル展開はできるだけ短期間で、どういったビジネスが可能か探索していくつもりだ」
(聞き手=但田洋平)

【略歴】
 〔すぎもり・つとむ〕79年(昭和54年)一橋大学商学部卒、同年日本石油(現JXホールディングス)入社。99年日石三菱販売部販売総括グループマネージャー、02年新日本石油関東第1支店副支店長、08年新日本石油執行役員、10年JX日鉱日石エネルギー取締役常務執行役員。14年6月社長就任。石川県出身、58歳。
【横顔】
 「こうと決めたらまっしぐらに進むタイプ」で、巨艦JXのトップに求められるのはまさにその推進力。10年、20年先を見据えた将来ビジョンを描き、国内拠点も一段の構造改革を思案する。「飽くなき向上心」で臨む趣味のゴルフも構造改善の真っただ中。「1年半前からレッスンにも通い、着実に前進している」と、こちらはいち早く手応えを得ている。


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