日付検索

2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2014年06月27日 前へ 前へ次へ 次へ

JX日鉱日石エネ 杉森務新社長 グループ製油所再構築

26日付JXエネ杉森努社長[1].jpg電力事業 次代の柱へ育成

 JX日鉱日石エネルギーの杉森務新社長(写真左)は化学工業日報のインタビューに応じ、事業環境や今後の経営課題ついて語った。燃料油内需が漸減傾向にあるなか、中長期視点でみた製油所ネットワーク再構築の必要性を説く一方、成長課題として電力を中心とした非石油事業の強化や海外事業拡大への意欲を示した。

 杉森社長は前期のエネルギー事業の業績を振り返り、「在庫評価影響を除けば79億円の赤字で、石油製品だけみれば赤字額は775億円に上る。コア事業でこれだけのマイナスを出し続けたら明日はない」と危機感を露にした。
 そのうえで、今後は2030年近傍を見据えた中長期ビジョンを描く必要があるとし、次期中期経営計画(2016〜18年度)は「長期目標に向けた足場固めの時期」と位置付けた。
 具体的な取り組み課題として、製油所ネットワークの再構築、総合エネルギー企業としての基盤強化、海外展開の拡大の3つを列挙。
 コアビジネスである石油製品の需要減少に対処するには「強い製油所は投資して一層強化する。弱い所は能力削減や統廃合も含め、次期エネルギー供給構造高度化法や需要減少速度をにらみながら再構築策を練っていく」と述べた。
 議論が進む次期高度化法については「国際競争力向上や各社の成長戦略に資するという方向性は評価する」とした一方、「実効性があるものにしてほしい」と注文をつけた。また、輸入品と伍していきながらエネルギーの安定供給につなげるには「常圧蒸留装置(トッパー)の削減も視野に、一段の能力削減は不可避」との考えで、グループ内の中位の製油所の強靭化策も課題に挙げた。
 総合エネルギー企業に向け電力やガス、石炭、新エネルギー事業は緒に就いたばかり。基盤強化に向け「とりわけ電力は将来の柱として育成したい事業」と言及。現在140万キロワットの自社保有電力を30年までに400万キロワットに拡大する目標を掲げ、16年に予定される電力・ガスの小売り自由化については新設の電気事業部を司令塔に参入機会を探る。
 基礎化学品や潤滑事業が先行する海外展開は、「新たに設置した東南アジア事業開発部を軸に新規のネタ探しに努めていく」。手始めにインドネシアで軽油の輸入販売を開始したが、「製油所やサービスステーションの運営まで踏み込めないだろうか。将来の方向性を幅広く検討していきたい」と語った。
 昨年度は石油事業の不振を補うなど貢献した化学品事業については、「製油所の付加価値向上の面からも事業拡大を追求する」とし、基礎化学品は「さらなる拡大には原料調達も含めて外部のアライアンスが必要だ」との考えを示した。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.