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2012年11月30日 前へ 前へ次へ 次へ

独化学企業の会見で感じた中国の存在感

 ドイツの大手化学企業の首脳会見に出席する機会を得た。プレゼンテーションはドイツ語、英語の同時通訳が入る。Q&Aは英語の質問には英語で、ドイツ語の質問にはドイツ語で答えるという方式だった。同時通訳機のチャンネルは1と2。今回は3が加わった。3は中国語。北京や上海を拠点とする10人近い記者のために設定したものだ。ただし質問は英語かドイツ語▼この企業にとって、日本が国別売上高で3位の確保していた1990年代半ば、3チャンネルは日本語だった。そのことを伝えるアナウンスを聞いて、他国の同業者からブーイングに近い驚きの声があがった。言葉のハンデを抱える記者は日本人だけではなかったからだ▼こうしたイベントでは会見の前後に、遠方からの記者のための夕食会が開かれる。今回は遠くペルー、さらにリトアニアの記者などと会話を交わす機会を得た。隣の席に座った朝鮮日報の記者とは2次会に行き、今の韓国の対日感情や、韓国の家庭事情なども聞けた▼こうした席に中国人はいない。中国人だけで夕食に出かける。その昔の日本人記者も似たような傾向があったことを思い出した。会見では各国記者の特徴が出る。中国人は活発に質問をする。今回は「中国の新指導部をどう評価するか」。こんな質問一回でいいからやってみたい。


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