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2012年04月27日 前へ 前へ次へ 次へ

ヘキストは何故消滅したか

 「ヘキストは何故消滅したか」。1980年代後半から始まった製薬も含めた米欧の化学業界の再編成の波で多くの企業が姿を消した▼今なお、厳然とBASF、バイエルがそびえ立つなかで、同じ旧IGファルベンとして世界の化学産業をリードしたヘキストは、多くの事業から撤退しアベンティス(現サノフィ・アベンティス)設立をもってその名を閉じたのか。この問いは現在でも興味深い▼当時は自己資本利益率(ROE)全盛時代。米国式の株主重視経営を進めるなかで、利益性の低い分野を縮小・売却した。業界再編で競争が激化したライフサイエンス事業で勝ち抜くための選択肢との見方もあったが、市場価値の追求を尖鋭化したら、企業が消滅したというのは皮肉だ▼もう一つ見逃せないのは、同社の改革を推し進めたCEOが就任した前後に、ヘキスト市の本社工場をはじめ、多くの工場で事故、化学物質流出などを立て続けに起こしたことだ。当時のヘキストジャパン関係者によれば、その数は26。しかも数カ月という短期間に集中した▼環境保護団体グリーンピースの活動が台頭していた時期でもある。その激しい攻勢に、経営者が化学事業の維持に嫌気をさしたという見方も根強い。化学工場に事故は影響が大きい。安全対策をいま一度確認したい。


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