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2011年03月22日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本巨大地震 汎用樹脂 供給不安広がる

 汎用樹脂の供給不安が広がっている。日本ポリケムグループの関東地区のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)プラントが停止したことにより、国内能力のうちPE18%、PP36%が停止している。これに加えて一部の副資材、副原料の入手も困難になっており、樹脂のグレードによっては影響が出始めている。プライムポリマーは一部銘柄について代替品を用いざるを得ないとしてユーザーとの協議に入った。混乱はしばらく続きそうだ。
 震災により日本ポリケムグループの日本ポリエチレンは鹿島工場、川崎工場のPEプラント7プラント(合計能力64万5000トン)が、日本ポリプロの鹿島、五井、川崎工場の9プラント(同106万トン)が停止。鹿島、五井はコンビナートの設備が損傷を受けたのに対し、川崎は設備的な損傷はないものの、電力を東京電力から購入しているため、今後も稼働のめどは立っていない。
 原料・副資材の調達がネックとなる恐れも出てきた。スチレン系熱可塑性エラストマーは汎用樹脂やエンジニアリングプラスチックの添加剤に用いられているが、クラレの鹿島工場は震災で生産が停止した。同社は米国拠点と合わせ世界シェア2位の大手企業。被災地内では染料、顔料、帯電防止剤、酸化防止剤など複数のメーカーも生産停止を余儀なくされている。
 プライムポリマーは添加剤などが入手困難になったとして、PE、PPの一部銘柄については使用実績のある同等品を使用することの理解をユーザーに求めている。化学構造や性能が同等の他メーカーあるいは他工場品を使用するとするもので、ユーザー認定に要する通常の手続きを簡素にすることを求めている。
 住友化学、旭化成もグレードによっては副資材の入手が難しくなっているものがあるとして、同等品の使用について理解を求めていく考えだ。
 電気化学工業も副原料の供給に懸念を抱いている。東洋スチレンの五井のポリスチレン(PS)プラントのほか、他地域のシートなど加工製品にも影響が出る可能性があるとしている。


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