豊田合成、一体成形でラジエーターグリル大型化、レクサスLSに採用

| コメント(0) | トラックバック(0)

 豊田合成は、従来品よりサイズを拡大したメッシュ形状の「大型ラジエータグリル」を開発した。成形時の樹脂の流動シミュレーション技術などを用いて金型の構造を工夫することで、複雑なメッシュ部品の一体成形化に成功した。上下を組み合わせる付属部品が一体成形により不要となり、サイズを従来比約10%アップしつつ軽量化を実現している。すでに同製品はレクサス新型LSに採用されており、採用拡大を図っていく。

 ラジエーターグリルは、車両前面に配置される外装部品。車の顔となる部品のため特色あるデザインやメッキ加飾など高い意匠性が求められるほか、ラジエーターとしての冷却機能も備える。同社では主力商品の一つとしてグローバルに展開しており、メッキそのものでダークメッキよりも約30%の黒色感を向上させた「漆黒メッキ」や、ミリ波対応のグリルガーニッシュなど要素技術を含む独自製品の開発・実用化により、同製品の高機能・高付加価値化に取り組んでいる。
 従来のレクサス向けのラジエーターグリル(スピンドルグリル)では、メッキ枠の内側のメッシュ部品を上下に分けて成形し組み合わせていた。新開発の製品は、独自の成形技術の確立によりこれを一体化したもので、プレミアムセダンのフロントにふさわしい大型かつ流線的でダイナミックな印象の造形を可能とする。同社では、今後も市場ニーズに合った独自の製品開発を通じて自動車分野における事業規模拡大に取り組んでいく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.136.204/cmt/mt-tb.cgi/31488

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.02

このブログ記事について

このページは、web staffが2017年10月24日 15:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「豊田合成、新構造ガラスランで段差解消、静粛性と外観向上」です。

次のブログ記事は「横浜ゴム、ゴム材料開発にMI、探索精度を大幅向上」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。