豊田合成、新構造ガラスランで段差解消、静粛性と外観向上

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 豊田合成は、車内の静粛性向上と自動車側面のスタイリッシュな外観を実現する「新構造ガラスラン」を開発した。製品設計の工夫により断面形状を変更し、ガラス面とセンターピラーの段差をなくすことに成功。これにより段差部で発生していた風切り音を減らして車内の静粛性を向上するとともに、フロントとリアのガラスを継ぎ目なく一体的に見せることでスタイリッシュな外観実現を可能とした。すでに同製品はLEXUS新型LSに搭載されており、同社ではプレミアムセダンなどに展開していく。

 ガラスランは車の窓枠に装着されるシール部品。常温でゴムと同様の弾性体の性質を持ちながら成形加工ができる合成樹脂(TPO)を使用しており、ガラスと窓枠の隙間を塞いで騒音や雨・風などの車内への進入を防ぐほか、ガラスのスムーズな昇降を支える。これまでのガラスランは窓ガラスの縁を挟み込んでシールする構造だったため、断面がコの字形となっておりガラス面とセンターピラーの間に段差が生じていた。
 新製品は独自構造の採用によりガラス面とセンターピラーの段差解消を実現した。自動車の電動化進展を背景に遮音性能の向上ニーズが高まっており、風切り音の低減化により車内空間の快適性向上に寄与するほか、EVなどで採用されている近未来的な車体フォルムの実現に貢献する。同社では今後も独自製品の開発・実用化を通じ、自動車メーカーの新車開発をサポートする。

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このページは、web staffが2017年10月20日 15:05に書いたブログ記事です。

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