NOK、HNBRで高強度Oリング提案、組み込み作業効率化

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 NOKは、独自配合の水素化ニトリルゴム(HNBR)の普及拡大を推進する。同社の素材は他社製HNBRに比べて引っ張り強度と伸びに優れており、新たに高圧の油圧用途向けに同素材を採用した高強度Oリングの提案を開始した。このOリングは、高圧下での長期間安定したシール特性を実現しており、単体で使用できるのが特徴。採用により装着のための溝幅を狭くできるほか、バックアップリング削減による組み込み作業の効率化や、部品数削減による低コスト化が可能。同社では高度化する市場ニーズを背景に、性能を訴求していく。

 HNBRは、ニトリルゴム(NBR)のブタジエンの二重結合を高度に水素化したゴム材料。一般的なNBRと比較して耐熱性や耐油性、耐候性などに優れているほか、高圧部や磨耗しやすい摺動部でも優秀な性能を発揮する耐圧性や機械的強度も兼ね備えているのが特徴。産業技術の発展を背景に、近年ではゴム材料に対する使用条件の高温化や長寿命化の要求が高まっており、その特性から今後の用途拡大が見込まれている。
 同社のHNBR(G588)は、ゴム硬度(デュロメータA)が95とNBR(同91)や汎用HNBR(同90)と比べて高いほか、引っ張り強さが47・9メガパスカル、伸びが290%と他社製の高強度HNBRを上回る特性を実現しているのが特徴。その特性から流体圧力によるハミダシ現象に対して優れた耐性を有しており、高強度・高耐圧・長寿命といった点が評価され、建機関係で10年以上の採用実績を持つ。
 新たに提案を開始した高強度OリングはG588を採用しており、既存品に比べてより幅広い使用条件でバックアップリングとの併用を不要とすることができるのが特徴。そのため、採用により製品設計における溝幅をバックアップリング分だけ縮小できるほか、単体使用により加圧側と非加圧側の考慮が不要になるなど、組み込み作業の効率アップや、部品点数の減少によるコスト低減や品目管理数の削減が可能。
 同社では、今後も素材開発を含めた製品の高機能・高性能化の追求により、高度化する市場ニーズに対応していく。

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このページは、web staffが2017年9月22日 14:43に書いたブログ記事です。

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