九大ー長野鍛工、ニッケル基超耐熱合金で実用サイズ実現

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 九州大学大学院工学研究院の堀田善治主幹教授の研究グループは、長野鍛工(長野市)と共同で航空機や自動車のエンジン部品などに使用されるニッケル基超耐熱合金(インコネル718)を高成形性に改質する実用化技術を開発した。開発ずみの高圧スライド加工技術(HPS法)と逐送法を組み合わせることで加工サイズを実用レベルにまで大きくすることに成功した。HPS法はチタン合金(F1295)にも適用できることが確認されており、今後は自動車、航空機、医療機器など幅広い市場で開発成果の適用が期待される。

 HPS法はニッケル基超耐熱合金の結晶粒を超微細化し、これによって発現する超塑性現象を利用することで成形性を大幅に向上する加工法。インコネル718は高温で強度が高く耐食性に優れるが、加工しにくく実用サイズで高成形性を確保することは極めて難しい材料。研究グループでは、HPS法により成形性の向上を実現しているが、実用レベルまでいかに大型化するかが課題として残っていた。
 今回、新たにHPS法に逐送技術を組み込むことで実用サイズにまで大きくすることに成功。これにより、難加工性のニッケル基超耐熱合金を実用レベルのサイズで成形性を向上することが可能になった。難加工性材料の改質化技術(巨大ひずみ加工法)に関する研究開発は増加傾向にあり、今回の開発成果により難加工性材料の適用領域が拡大することが予想される。

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このページは、web staffが2017年8月31日 14:37に書いたブログ記事です。

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