2017年8月アーカイブ

 九州大学大学院工学研究院の堀田善治主幹教授の研究グループは、長野鍛工(長野市)と共同で航空機や自動車のエンジン部品などに使用されるニッケル基超耐熱合金(インコネル718)を高成形性に改質する実用化技術を開発した。開発ずみの高圧スライド加工技術(HPS法)と逐送法を組み合わせることで加工サイズを実用レベルにまで大きくすることに成功した。HPS法はチタン合金(F1295)にも適用できることが確認されており、今後は自動車、航空機、医療機器など幅広い市場で開発成果の適用が期待される。

 ダイハツ工業は、3Dプリンターを活用した鋳造用砂型の新製造方法を開発した。砂の表面に酸触媒などで2層コーティングする新技術の開発により、人工砂を用いながら常温での高速硬化を特徴とする「フラン自硬性プロセス」での造型に成功。これまで困難だった3Dプリンターによる鉄系部品の砂型製作と砂の100%リサイクルを実現可能とした。同社では今後も積極的な研究開発を進め、「技術の手の内化」を推進することでモノづくりの競争力向上を目指す。

 自動車業界における量産品の製造で使用する金型など、「型」管理の適正化に向けた取り組みが本格化する。経済産業省と中小企業庁が廃棄や保管料の支払い、マニュアル整備などの具体的な取り組み内容をアクションプランとして作成した。同プランは、自動車・素形材業界を中心に先行的にとりまとめたもので、?不要な型の廃棄?保管が必要な型の管理費用などの支払い明確化?型管理などルールの明文化および運用の徹底・見直しを基本方針とする。型廃棄については2019年3月末までの完遂を掲げており、業界団体などと連携して浸透・徹底に取り組んでいく方針。

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