2015年5月アーカイブ

 八千代工業は、成形技術の高度化とモジュールベースの製品開発により樹脂製燃料タンクのさらなる低エミッション化を急ぐ。世界的に強まるHC(炭化水素)透過規制や設置スペースの狭小化などを背景に高まる高性能・複雑形状化ニーズに対応する。HC透過規制では米国カリフォルニア州でLEV?への段階的移行がスタートしたほか、中国では大気汚染対策として北京市を対象にLEV?同等の規制導入が検討されている。同社は環境対応で先行し製品の優位性を強化していく。

 新興国のモータリゼーションを背景に拡大する自動車産業。電気自動車や燃料電池車といった次世代環境車の開発・実用化も進んでおり、メーカー各社は成長分野の一つと位置付け展開を強化している。新興メーカーの台頭やビジネスチャンスを狙う新規参入など競争が激しさを増すなか、市場におけるプレゼンスの維持・向上を目指す各社の取り組みを追う。
 ◇
 ブリヂストンは、花王と開発した100%植物由来原料からなる新シリカ分散剤への転換を推進する。シリカはタイヤの低燃費性とウエットグリップ性を高次元で両立するために必須な充填剤。新分散剤は界面制御技術の応用により従来比約2倍のシリカ吸着量を実現しており、今後投入する新製品において化石資源を原料とする従来型分散剤からの置き換えを進める。長期環境目標では2050年以降の早い段階でタイヤ原材料を再生可能資源へ全面転換する方針を掲げており、拡大するタイヤ需要を背景に原材料のサステナブルマテリアル化で先行することで市場における優位性を強化する。

このアーカイブについて

このページには、2015年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年3月です。

次のアーカイブは2015年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。