2013年11月アーカイブ

 八千代工業は、HC(炭化水素)の超低透過および低揺動音を実現した樹脂製燃料タンクシステムを開発した。新システムは、独自のブロー成形技術によりバルブやチューブなどを成形時に内蔵することで、同社従来品に比べてHC透過量を12%削減。また、揺動音抑制バッフル(波消し板)の導入により燃料揺れによる音の発生を抑制し、静粛性を高めたほか、蛇腹付き押出フィラーパイプの採用により、輸送・保管時のコンパクト化を可能にした。北米のHC透過規制のLEV?に対応しており、同社では軽量・高機能タンクシステムとして提案していく。

 インモールド成形を応用した樹脂製品の高付加価値化の取り組みが進んでいる。吉田テクノワークス(東京都墨田区)がインサート成形との組み合わせによるガラスインサートインモールド(GIM)を液晶パネル向けに展開する一方、大栄工業(和歌山市)では蓄積したノウハウをベースにこれまで難しかった立体成形や素材の貼合成形などを可能とする独自技術を新たに確立した。加工技術は材料技術とともに用途拡大の重要な要素であり、その動向が注目される。

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